季節の変化による気温や湿度の変動は、
赤ちゃんのお肌に与える影響が大きく、
スキンケアで気をつけるべきことも、
季節によって少しずつ変わってきます。
夏はたっぷりと汗をかいてあせもができやすい、
冬は冷たい空気や暖房の影響で
肌が乾燥して肌トラブルが悪化しやすいなど、
スキンケアも季節ごとの気配りが必要です。
赤ちゃんのスキンケアは、清潔&保湿が基本ですが、
季節に合わせて必要なケアをし、
お肌を守ってあげましょう。
日やけの状態は、紫外線で肌が炎症を起こし、
赤くなってひりひり痛むというもの。
ひどくなると水疱ができることもあります。
肌がデリケートな赤ちゃんには、
大人以上に紫外線対策が必要です。
春先から増加し始める紫外線量は、
7~8月ごろにはピークに達します。
赤ちゃんとのお出かけの際には、紫外線対策を忘れずに。
紫外線量の多い、10~14時の時間帯を避け、
日差しを衣類で防げるように調節してください。
また、長時間のお出かけの際には、
日やけ止めの使用がおすすめです。
お肌がかゆかゆになるトラブル、あせも。
あせもは、汗と汚れが肌に付着した状態のまま
放置することが原因で起こります。
ケアは、とにかく肌を清潔にするのがポイントです。
汗を取り除くのに、濡れタオルを使ったり、
シャワーで流したりするのがよいでしょう。
入浴後は、ほてりを冷ましてから保湿してください。
予防の基本は、汗をふいて涼しくすること。
通気性のよい衣類を着せ、
汗をかいたらこまめに拭いて着替えさせるように。
また、必要以上に汗をかかせないことも大切です。
室内ではエアコンを上手に使い、
涼しい温度を保つようにしましょう。
乾燥が進んでいく秋冬シーズンは、
お肌の保湿強化がポイント。
秋は、高温多湿の夏が終わってほっとしがちですが、
暑さや紫外線で刺激を受けた後のお肌は、
とてもデリケートな状態に。
ローションなどで、
しっかりと全身の保湿をしてあげてください。
徐々に冬が近づき、空気の乾燥とともに、
カサカサが気になるようになったお肌には、
保湿アイテムを使い分けたり、増やしたりして、
より保湿効果を高めるケアを心がけてください。
室内の空気も乾燥しているので、
加湿器を使ったり、部屋に洗濯物を干したりして、
一定の湿度を保つのがおすすめです。