フッ素ってなあに?
フッ素塗布のすすめ

いつ頃から塗り始めるべき?

生えたての子どもの歯は結晶構造が弱いので、大人の歯に比べて虫歯になりやすい状態です。歯が生え始めたら、その度に塗っていくのが効果的です。年に2-3回の歯医者さんでのケアを目標にしてみましょう。ママパパもついでに定期検診を入れるといいかもしれませんね。

フッ素塗布の効果

虫歯の原因に対するフッ素の働きは大きく3つ。「歯の再石灰化を助けること」「歯質を強化し、酸から歯を守ること」「虫歯菌がつくる酸の生成を抑えること」です。ただし、フッ素塗布だけで虫歯は防げませんので、毎日のハミガキは必須です。

フッ素って危険なの?

フッ素は実はとても身近なもので、緑茶・紅茶・ビール・味噌・リンゴ・大根・イワシ・牛肉などに微量に含まれており、骨や歯などにも含まれています。そして虫歯予防に使用する「フッ素」はフッ素を構造内に持つ「フッ化物」です。「フッ化物」はフッ素ほどの毒性もなく、通常、虫歯予防に使用されているレベルの「フッ化物」は、使い方さえ誤らなければ人体に悪影響を及ぼすことはありません。不安に感じたらかかりつけの歯医者さんに相談してみてくださいね。