子どもがハミガキを好きになる♪
ママのアイデア集

ハミガキ嫌いだったり、仕上げ磨きを断固拒否!それってうちの子だけ?とお悩み中のお父さん、お母さん、決してそんなことはありません。わが子を虫歯から守るため、日夜あの手この手でハミガキさせようと頑張っているのに、うまくいかない。そんな嘆きは日本中に渦巻いています。

そこで、

子どもが喜ぶ♪我が家のハミガキアイデアコンテスト」を開催しました!コンテストに集まった素敵なアイデアをご紹 介します。

イヤイヤ期はこれで乗り越えました

子育て中の“魔の時期”とも言えるイヤイヤ期。ハミガキももちろんすんなりさせてはくれません。でも、ハミガキタイムを遊びに変える、こんな楽しいアイデアはいかが?

子供のハミガキ嫌いバイバイ!手作り歯ブラシ人形

コンテストで金賞を受賞したのがこちら。
厚紙に描いたキャラクターを、子どもに見えるよう洗濯ばさみなどで歯ブラシに固定するだけ。歯を磨いている間、キャラクターが一緒に動いて、キャラクターが磨いてくれているように見えるのです。

キャラクターは何種類か用意して、洗面台にストック。日替わりでキャラクターを変えてあげると、飽きずに楽しんでくれます。
子どもと一緒に作れるのも、やる気を出してくれそうなポイントですね。

ママは名役者⁉︎子どもが夢中になる“ハミガキ劇場”

親が子どもの好きなキャラクターになりきって、演技をしながら一緒にハミガキするという、銀賞受賞のアイデアです。
例えば、カブトムシのフィギュアを使って、「虫ばい菌がたくさんいる。やっつけないと!」「あ!逃げた。待て待て〜」などとセリフを言いながらお口の中を磨いてやると、子どもも「お願い、絶対虫ばい菌をやっつけて!」という気持ちに。お口を大きく開けて、ハミガキに協力してくれるようになります。
しっかり磨きたいところは、「ここにいる虫ばい菌は甘いものを食べたから強いな。なかなか倒れない!もう1発!!」と言って、ていねいに磨きます。その際、「あと2匹だ!もう少し!!」「あと1匹!」「やっと全部倒せたぞ!これでもう安心だね」と実況中継すると子どもも喜びますね。

大事なのは、どんなストーリー構成でも、最後には「きれいに磨くと気持ちいい!」という結末に持っていくこと。ママが役者を務める“ハミガキ劇場”で、ハミガキに対してポジティブなイメージを持たせることができそうですね。

忙しい共働き家庭のアイデア

ママもお仕事をしている家庭では、毎日が時間との闘い。焦る気持ちが子どもに伝わり、ハミガキが恐怖の時間に変わります。そんな共働き家庭におすすめのアイデアは…?

完璧は目指さない!ONとOFFの日を作って調整

平日と休日で、メリハリをつけた磨き方を実践している、ワーママのアイデアです。
余裕のない平日は、子どもにハミガキをお任せ。ただし、磨き終わった後はイー!でお口の中を見せてもらって、ハー!で口臭も確認。不十分なら仕上げ磨きへ誘導します。

休日は、歯垢を染め出して、汚れ具合をチェック!こちらのママは、「こどもハミガキ上手」を使っていました。
真っ赤になった口内を写真に収めて見せると、子どもは「こわ〜い。ハミガキしなきゃ」と思います。そこで、親子一緒に「バイキン撃退ソング」を歌いながら、真っ赤なバイキンがいなくなるまでしっかりハミガキをするのです。ハミガキが親子の貴重なコミュニケーションの時間になりそうですね。

乳幼児期からできること

まだ自分でしっかりハミガキできる年齢になる前から、実は子どものハミガキ教育は始まっている!? 早め早めにコツコツと…が大切です。

親がハミガキしている姿を見せてすり込み作戦!

生後半年くらいの頃から、パパとママがハミガキをするときは、あえて子どもの前で。そうすることで、子どもにとってはハミガキが「自分も真似したいもの」としてイメージされます。
また、歯ブラシを自分で持たせるようになってからも、「楽しいねー♪」と言いながら親も一緒に歯を磨いているうちに、「ハミガキするよ」と声をかけると、子どもは笑顔で寄ってくるようになったそうです。

ハミガキできなくても歯ブラシを持たせて!

まだ下の歯が2本しか生えていない子ですが、小さな歯ブラシを持たせて、寝る前にママと一緒にハミガキ。まだ真似事しかできないけれど、習慣づけることで月齢が上がってもハミガキを嫌がらない子に育ってほしい…そんなママの願いをこめたアイデアです。

知っておきたい!みんなのアイデア

コンテストでは他にも楽しいアイデアがたくさん!真似できそうなアイデアがあったら、ぜひトライしてみてください。

月1回、好きなキャラクター歯ブラシに交換!

歯ブラシは使っているうちに毛が開いたり曲がったりしてきれいに磨けなくなってしまうので、月1回交換するのがベスト。おニューの歯ブラシは、子どもの気分を盛り上げてくれる効果も!子どもと一緒に歯ブラシを買いに行き、自分でお気に入りのキャラクターの歯ブラシを選ばせることで、さらにモチベーションが上がります。

兄妹で♪かわいく楽しくハミガキごっこ

兄弟姉妹がいると、相乗効果でハミガキがより楽しくなるケースも。仲良しの兄妹は、まずお兄ちゃんが自分でハミガキをして、ママが仕上げ磨きをしていると、妹も早く磨いてほしくて、イタズラしたりママをせかしたり。

2人ともきれいになったら、今度は自分たちがかわいがっているぬいぐるみの歯を磨いてあげる番です。歌を歌いながら、「シャカシャカ、グチュグチュ、ぺー!」。大切な仲間たちとの“ごっこ”から、ハミガキ習慣が根付きそうですね。

ハミガキが楽しみに変わる!魅惑の歯ブラシ

自称「口腔ケアマニア」のママが、親子で使ってきた100本以上の歯科専用歯ブラシの中から、「これは!」と思う歯ブラシを紹介してくれた応募作品もありました。

ベビー用のシリコン製指ブラシから、0歳から使えるスモールヘッドの自分磨き用歯ブラシ、水だけでも歯垢が落ちるブラシ、子ども用フロス…など、子どもの成長や磨き方のくせ、歯の悩み…などに合わせ、その子にぴったりな歯ブラシを選ぶと、ハミガキがもっと効果的にできる!とアドバイスしてくれました。

いかがでしたか?
子育ての中でも難易度の高いハミガキの習慣づけですが、どれもママたちの愛情のこもったアイデアばかりですね。
皆様のお宅のハミガキタイムが、親と子との格闘の時間ではなく、何より楽しいゴールデンタイムになりますように!