赤ちゃんの歯が生え始めると気になるのが歯磨きについて。いつから歯磨きをするべき?どうやって歯磨きをしたらいいの?と気になることがたくさんありますよね。
今回は0歳の赤ちゃんの歯磨きの方法について紹介します。
1.赤ちゃんの歯が生え始めるのはいつ?
一般的には、生後8か月頃から最初の乳歯が生えてくると言われています。もっと早く生える赤ちゃんもいれば、1歳頃にようやく生える赤ちゃんもいるので生えてくる時期についてはあまり気にしなくても大丈夫です。下の前歯が2本生えて、それから上の前歯が生えることが多いですが、順番に関しても赤ちゃんそれぞれなので、気にする必要はありません
2.歯が生えたら0歳でも歯磨きを
乳歯が生えてきたら歯磨きを始めましょう。慣れない最初のうちはガーゼを指に巻き、歯の表面にある汚れを落とすようにこするところから始めるといいでしょう。力を入れすぎると赤ちゃんが痛がって歯磨きが嫌いになってしまうことがあるので、優しく磨いてあげてください。
奥歯も生えてきたらガーゼで磨くのが難しくなるので、歯ブラシで磨くようにしましょう。急に歯ブラシに切り替わると嫌がる可能性もあるので、赤ちゃん用の歯ブラシをくわえさせたりして慣れさせましょう。
3.0歳から歯磨きをしないと、どんなリスクがある?
赤ちゃんの歯磨きはなかなか難しいものです。しかし、歯磨きをしないと虫歯のリスクが高まってしまいます。乳歯が虫歯になると、あごの発達や偏食、永久歯の歯並びになどに影響してきます。
寝ている時は、唾液の分泌量が減ってより、虫歯になりやすい口内環境となるため、寝る前の歯磨きは行うようにしましょう。
4.0歳でも歯が生えてきたらフッ素を塗るべき?
歯が生えてきたら、虫歯の予防に効果があるフッ素の塗布をしてあげましょう。フッ素には歯を強くしたり、虫歯菌の影響をおさえたり、歯の再生を助ける働きがあります。必ず、塗らなければならないということはありませんが、生まれたての子どもの歯は大人に比べて虫歯になりやすいので、歯が生えたらその度に塗ってあげるといいですね。
5.0歳の赤ちゃんが口を開けてくれない!どうやって歯磨きする?
歯磨きを嫌がる赤ちゃんは、もしかしたら口のなかに異物が入ってくることに不快感を示しているのかもしれません。歌に合わせて磨いたり、いつもとは違う体勢にしたりするとお口を開けてくれることがあります。
また、普段からお口の周りに触れておくことも口を開けてくれやすくするコツです。お口に異物が入るのに慣れてくれるように、カミカミするタイプの歯ブラシを与えておくのもよいでしょう。